トラウマ講習

4月の1日・2日


がんセンターで行なわれた 藤原千枝子さんの講習に参加した。
http://premamft.exblog.jp/15721905/


相手の心を落ち着かせる方法みたいなのを教わった。


肝心なのは自分がいかに冷静でいれるかって事らしい。
災害現場で活動してる自衛隊やレスキューもそうだが 
悲しい場面に出くわし心が折れたら 力を発揮できなくなる
常にパワーを出すためには 平常心が大切。


人の平常心と言うのは 数メートル先まで伝わるので
誰か1人 その場に居れば 周りを落ち着かせる事が出来るそうだ。


藤原さんの理想・究極は 小手先の技とか何もしないで
ただ居るだけで 周りを落ち着かせる事が出来る人
そう言う人になりたと言っていた。


何が引き金になって記憶がよみがえるか わからんってのもあるのだろう
今回の震災で被害受けた人の中には
水の音や大きな音に恐怖を感じたりする人もいるそうだし。


被害を受けた人は 数ヶ月 数年 一生 心に何か残ったり
今回のように原発が絡んでくると尚更 
地震原発の心配もしなくてはならないし
常に不安が付きまとう。 


震災直後はアドレナリンが出て何かやりたい衝動にかられるが
まぁ落ち着けとも言っていた。


今ボランティアに行ってる人で 
ずっと続ける人は どのくらいいるのだろう
行って満足 熱も冷めてた人も出てきただろう。


知人達も色々思う事があるようで


絵本関係の人は えほんの読み聞かせを
絵心のある美術家は お絵かきを


楽家は演奏を…
TVのニュースを見てたら
早稲田桜子さん 避難所でヴァイオリン弾いてたし
あん摩の資格があるのでマッサージもしたようで 新聞にも載ってた。


特別な事をやると後が続かない
普段からやってる自分の得意分野で
地道にでも長く続けらえる事やった方が良いようだ。


情報収集の時間を作り 
その時だけ被災地の様子を見るようにしなさい
そうしないと精神的に疲れて 自分も被災した気分になる。


藤原さん御本人も2週間くらい 必要な時間だけニュースを見て
あとはTVを消してたそうです… つけたら まだやってたと。

連日の放送で おかげさまで日本国民
不安・鬱・心的外傷後ストレス障害PTSD)総予備軍

被災してる人が居るのに自分は… と気を使いすぎて
御飯を食べなかったり 自粛するのは筋違いだとも言ってた。

元気な人は元気に いつも通りの事をやれば良い
経済も回らなければ 支援する資金も回らないし。



終わった後 個人的に 

他の分野のトラウマケアについても聞けたし

色々勉強になった。